どの果樹品目もそうだけれど、幼木のうちの剪定は悩みどころ。
切り間違えると、次の年に響き後悔します。
柿の幼木の剪定方法を教えていただきました。
幼木の剪定は、切り詰めるのではなく、枝を払うそうです。
他の果樹と違うところは、上向きの枝は小さくても徹底して切り取るところでした。
芯の高さや切り方、東西南北で枝を配置する木と、45度ずれて配置するものが交互になるように、主枝を定めていきます。
りんごや梨の剪定が標準の私たちが違うものを切っても、何となくりんごっぽくなってしまうのは手癖ですね。
すでに、凍霜害を受け柿の芽が傷んでいると技術員の米山さんが教えてくれました。
低温障害で傷んだものは、今、芽がふくらんでいなくて色も緑ではなく黄色になっていました。
中は黒くなっていました。
写真ではよくわかりませんね。
桃でも低温障害で傷んだものがあるようです。
4月2日から4日は連続して-2度から-4度の朝が続いたので、被害はこれから見えてきそうです。