市田柿の出荷が始まりました

ブログの更新ができぬ間に、柿の収穫から皮むき、そのあとの管理まで終わって、少しずつですが市田柿の出荷が始まりました。
今年の柿は、条紋が出て(ぐるぐるした模様)あっという間に柔らかくなってしまいました。
長雨や台風の影響があるらしいです。
農家によっては、半分とか平年の1割しか柿の皮をむけなかったという話を聞きます。
柔らかくなってしまい、収穫をあきらめた柿園があちこちに見受けられます。
今も柿が木に実っていて、鳥たちの餌になっています。

今年は、そうでなくても裏年でしたので、さんさんファームでも平年の3割ほど少ないと思います。

11月は、急激に気温が低下したので、干した柿がかびる心配がなく楽な年でしたが、今度は低温すぎて柿に渋みが残っているので、仕上げ工程に入る前に、保温庫へ入れて温度を上げ、渋みを取っています。
いつもなら、数日ビニールハウスを閉め切って温度を上げたらそれでOKで、保温庫で加温する必要はないのですが、なかなかうまくはいきません。

10月の日照不足のため、ふじも柿も糖度は低めに感じています。
おてんとうさまは大切です。

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