暖かなお正月

2020年が始まりました。
今年もよろしくお願いいたします。

昨年11月、12月と暖かく、年が明けても暖かな日が続いています。
事務所がある場所は標高800mを超えるので、日陰にはうっすら雪がありましたが、果樹部のあるここはまだ一度も積雪はありません。

干し柿の出荷が順調に進んでいます。
凍霜害の影響で一つの柿園はほぼ全滅でしたが、一粒一粒が大きく、全体でならしてみれば豊作となりました。
ただ、平核無はほとんどありません。

干し始めの柿と紐から下して、ほぞ切りやもみの作業を始めるころの柿は、大きさがこんなに違います。
年末は、ほかの柿農家の市田柿をお茶の時間に食べました。
手入れの仕方で、様々な市田柿の顔があって味わいも違います。
勉強になります。

この皮むきしたばかりの柿が下のような柿になるまでには1か月以上かかります。
ほぞ切りした後、ぐるぐる回して、天日に当てるのがさんさんファームのこだわりです。
太陽の光を浴びて、「気持ちいいー」と柿が話していると思います。
先日見た樹木希林さんの映画で、あんこを作っているシーンがありましたが、
小豆への深い愛情が伝わってきました。
干し柿も同じように思えます。


12月は寒風が吹かず、雨の日が多かったことから、干し柿の仕上げがどの農家も遅れているようです。

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